くせ毛の原因とは?【基礎から学べる】タイプ別のオススメシャンプー
『このシャンプーを使えばうねりが改善されサラサラに』
そんなアイテムを買った方も多いかと思います。
正直、くせ毛はシャンプーではなおりません!
大切な方法とは、、
髪質改善系のシャンプーはたくさんありますが、今段階でくせ毛がシャンプーによってストレートになるなど改善される事はなかなかありません。
くせ毛の原因は毛穴の形状にあり、曲がった毛穴から髪の毛が伸びてくると縮れた状態になります。
それがくせ毛(=うねり)です。
くせ毛を改善するのは難しく、美容室での縮毛矯正も、薬剤を塗布したり、ブローやアイロンの熱処理を利用してうねりを伸ばしたりして綺麗な髪になります。
なので、シャンプーだけで髪質をなおすことは非常に難しいのです。
しかし、髪質改善のシャンプーでうるおい成分がたっぷり配合してるものや、ダメージ、乾燥をふせげる保湿成分があるものであればうねりを予防する事ができます。
この記事ではくせ毛の原因や、種類についても解説しています。
今回はそんな髪のお悩みがある方に最適なシャンプーを知って、様々な予防方法についてお教えしたいと思います!
くせ毛の原因とは?
くせ毛とは髪の毛がうねったり、広がる状態の事を言います。
くせ毛の強さも様々ですが日本人の役8割の確率でうねりや広がりで悩んでいます。
くせ毛が具体的にどのような状態になっているかというと、髪の毛の中のタンパク質の結合が崩れて、タンパク質繊維が均等ではなくなっているということです。
専門知識
髪の毛は、中心にメデュラという髄質があり、その周りをコルテックスという皮質が取り囲んでいます。
この層が髪の毛の内部の90%を占め、髪質に影響します。
コルテックスの中には、柔らかい繊維状のタンパク質と硬い繊維状のタンパク質が詰まっていて、縦につながっているのですが、これからの繊維状のタンパク質が均等に繋がっている場合は直毛、ねじれて繋がってる場合はくせ毛になります。
髪の毛の断面を見ると、真っ直ぐ生えてきた髪の毛が正円に近いのに対し、くせ毛の断面は楕円形に近い形をしています。
そして、そのようなくせ毛が生えてしまう原因は、毛穴の形にあります。
毛穴の形がゆがんでいると、曲がって髪の毛が生えてきてしまうので、髪の内部でタンパク質が不均等になり、くせ毛になるのです。
くせ毛にオススメシャンプーの選び方
くせ毛は大きくわけて4種類あります。
各くせの特徴とそれにあった市販で【コスパのいい】購入できるオススメシャンプーを紹介していきます♪
波状毛(はじょうもう)
日本人にもっとも多いくせ毛のタイプです。
パーマをかけていないのにウェーブ感があるように見え、湿気があるとウェーブ感が強くなります。
やわらかい髪質、猫っ毛の方に多いくせになります。
オススメシャンプー
ややしっとりタイプのシャンプーがオススメです!髪の水分バランスを整えるものがオススメです。
捻転毛(ねんてんもう)
直毛のようにみえて、髪の毛自体の太さがバラバラでコイル状に髪の毛の途中からねじれているくせを持っています。
また乾燥毛になりやすい髪質になってます。
オススメシャンプー
保湿力の高いシャンプーがオススメです!水分と油分で髪にまとまりを出せるものがオススメです。
連珠毛(れんじゅもう)
ほとんど見られないくせ毛になります。
表面がデコボコしてて折れやすく、数珠の球が繋がったような形をしています。
切れ毛にもつながりやすく、髪も伸びにくいと悩みを持つ方もいます。
オススメシャンプー
栄養価高いシャンプーがオススメです!しっとりよりは少しハリコシを与えるものがオススメです。
縮毛(しゅくもう)
もっとも強いくせで、細かく縮れた髪が特徴です。
縮毛矯正をかけない限りうねりはなかなか伸びません。
日本人で縮毛タイプの人は、波状毛や捻転毛をあわせ持っている人が多く、最もくせが強いです。
オススメシャンプー
しっとりシャンプーがオススメです!油分があるオイルシャンプーなどがオススメです。
くせ毛を抑えるシャンプーの特徴は?
くせ毛を抑えるシャンプーの特徴としては、頭皮ケアとヘアケアの両方ができるアミノ酸のものがオススメです。
くせも様々ですが、自分のくせやうねりの特徴を把握してそれにあったシャンプーを選べるようになることが大切です。
そうすることでシャンプーが選びやすくなるし、日々の広がりやうねりも予防できるはずです。
もし自分では把握できない場合は、担当の美容師さんに相談をしてアドバイスをもらうといいと思います。
何百種類のシャンプーがある中で自分にあったマイシャンプーを見つけられるようにしていきましょう♪
くせ毛にいい成分の代表と特徴
くせ毛にいい成分は保湿成分、補修成分、洗浄成分が優れているものがオススメです。
保湿効果があるシャンプーにはアミノ酸系シャンプーやスカルプシャンプーなどの種類があります。
先程お伝えしたように、くせ毛にお悩みのある方はアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
まずアミノ酸系シャンプーは皮膚と同じ弱酸性であり洗浄力が滑らかなのと、人間の体は髪の毛を含め、たんぱく質(アミノ酸)によって作られています。
アミノ酸系シャンプーを使うと髪の毛と同じ成分で洗うことが可能になるので、アミノ酸が不足した頭皮にアミノ酸を補うことでできるのです。
アミノ酸は肌の保湿にも効果がある成分なので、頭皮の乾燥を防ぎ、髪の毛にツヤをもたせます。
肌が弱い方でも安心して使うことが可能で、髪のパサつきや広がりなどを抑える効果もあります。
次に、保湿効果や血行促進効果など、頭皮環境を整えるスキャルプシャンプーがあります。
頭皮が乾燥すると髪がパサパサになるだけでなく、皮膚の表面を守ろうとするので髪がべたつく原因になります。
スキャルプシャンプーはアミノ酸系シャンプーと同じく、優しい洗浄力で必要以上に汚れを落としすぎないので、健康な頭皮環境を整えることができます。
しかし、うねりのある方だと保湿力や補修力が物足りないと思います、、
なのでアミノ酸系シャンプーがおすすめです!
大切な3つのポイント
①アミノ酸系シャンプーを選ぶ
アミノ酸系シャンプーとは、アミノ酸系の洗浄成分を配合しているもののこと。
洗浄力が比較的穏やかで、髪と頭皮の皮脂を必要以上に取り除き過ぎないという特徴があります。
アミノ酸系洗浄成分の代表例
- ココイルグルタミン酸Na
- ラウロイルメチル、アラニンNa
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウロイルサルコシンTEA
アミノ酸系洗浄成分には、「ココイル〜」「ラウロイル〜」という名称がつきます。
成分表にアミノ酸系洗浄成分が配合されているのかチェックしましょう。
②植物由来のオイル配合を選ぶ
植物由来のオイルには、髪を保湿する作用があり手触り改善や柔らかく仕上げる効果があります。
植物オイルには、アルガンオイル、バオバブオイル、ホホバオイル、オリーブオイルと様々です。
椿オイルは昔から親しまれているオイルです。
植物由来のオイル例
- 椿オイル
- アルガンオイル
- バオバブオイル
- ホホバオイル
- オリーブオイル
成分表をみて「〜オイルや〜油」というのをチェックしましょう。
③保湿成分配合を選ぶ
保湿力の高い成分を配合したシャンプーを選びましょう。
保湿効果の高い成分として、有名なのがグリセリンやセラミド、コラーゲンなどです。
髪を保湿することで広がりやすい髪も柔らかくなり、扱いやすい髪になります。
保湿効果の高い成分例
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- コラーゲン
- セラミド
- スクワラン
くせ毛をシャンプーだけではなく+αで直す方法
シャンプーだけでもうねりを予防する事はできますが、プラスで保湿力のあるトリートメントや洗い流さないトリートメントを使うことで更にうねりの予防につながります。
当たり前の方法ですが、シャンプー後にトリートメントをする事、乾かす前も洗い流さないトリートメントをする事です。
大事なのが寝る前に必ずブローをしてうねりを伸ばしてあげると次の日の朝が楽になり、ダメージが減る事で髪も綺麗になります。
シャンプーだけではなくプラスでトリートメントやブローをしてさらにうねりを予防していきましょう。
毎日のブローなどが手間に感じる方は美容室で縮毛矯正をして楽な生活が送れるようにしていきましょう!
プロが教えるワンポイント
シャンプーやトリートメントにヘアオイルをワンプッシュ混ぜるとさらに保湿力が増し、うねりや広がりを抑える事ができます!
まとめ
くせ毛をシャンプーでは改善する事ができないが、ダメージをあたえたりしないように日々のホームケアが大切になってきます。
オススメのシャンプーやくせ毛の知識と対策などを紹介させて頂きました。
冒頭でも伝えましたが日本人の8割の方がくせ毛で悩まされています。
その人たちからすると本当に大変な悩み問題だと思います。
なので今からできる改善や予防は、なにもしないよりかはすぐにでも始めていきましょう。
まずは自分がやりやすいことから始めて、毎日コツコツとやっていけば必ず結果が出ると思います。
そして、くせ毛やうねりも改善されて快適なライフスタイルを過ごせるはずです。
もし自分の判断でくせ毛に悩んだり、疑問に感じることがあったときは、担当の美容師さんに相談した方が早い段階で解決方法が見つかると思います。
そして確実に適切なアドバイスや改善メニューの提案があると思うのでそれを実行していきましょう!
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