手法3つの型

消費者の行動プロセスを表したものを活用したセールスライティング手法があります。
その中でもLPに最適な手法が下の3つの法則です。

AIDMA法則定番の法則
AIDCASの法則プラスの欲求 
PASONAの法則 マイナスの欲求

ですが、この名前を覚える必要はありません。


意味を理解するだけで何倍にも成果が出るLPを作ることができます。

AIDMAの法則

これはほとんどの場合に当てはまる基本の法則です。

  • 商品・サービスを知り(注意: Attention)
  • 興味関心を持ち(関心: Interest)
  • 欲しいと思い(欲求: Desire)
  • 商品・サービスを記憶して(記憶:Memory)
  • 購入・申込みする(行動: Action)

例えば、空気清浄機を例にすると

 1.注目~Attention~ → 雑誌やテレビ、店頭等様々なところで空気清浄機を見かける様になった。

 2.興味~Interest~ → 友達から空気清浄機はやっぱりいいと聞いた。

 3.欲求~Desire~ → 通販番組で「○○空気清浄機」を詳しく紹介していた。

 4.記憶①~Memory~  → 買うのなら使い勝手の良い「○○空気清浄機」がいい!※その商品を記憶

 5.記憶②~Memory~ → 家電量販店のチラシで「○○空気清浄機」の新型が販売されているのを見た。※販売店を記憶

 6.行動~Action~ → そのお店に行き、店員さんにも進められた。丁寧な説明で不安要素も無くなった。

このようなイメージで、商品を知るところから実際の購入に誘導していきます。

AIDCASの法則

これはプラスの欲求に訴えるもので
「こうなりたい」というイメージを持って→「その方法なら叶う!」と確信→行動し、その後のイメージもつくように促します。

■ Attention(注目)

  • 認知:商品ページに入る前の話。注目を与えサイトへの誘導をはかる

■ Interest(興味)

  • 興味をもってもらうために「プラスの欲求」にアプローチする

■ Desire(欲求)

  • 欲しくなってもらえるように「プラスになれる」根拠を示す

■ Conviction(確信)

  • 確信してもらえるように購入直前の不安を取り除く

■ Action(行動)

  • 購入ボタンを押してもらえるように最後のひと押し

■ Satisfaction(満足)

  • 購入後の話。同梱物の工夫など。

この法則がLPに活用されることがほとんどでデザインにするとこのようなイメージになります。

PASONAの法則

これは反対にマイナス欲求に訴えます。

「損していますよ」や「大変なことになります」などのイメージでてマイナスを避けたい!という欲求に訴えます。

それから解決方法を提示し、「今行動しないと損します」というイメージを与えるものです

■ Problem(問題提起)

  • 認知:こんなことで困っていませんか?とお客様の不安を提示。

■ Agitation(問題点のあぶりたて)

  • そのまま放置しておくとこんな大変なことになりますよ、と問題点をあぶりたてる。

■ Solution(解決策)

  • そこで解決策を紹介しましょう。商品名は…

■ Narrow Down(絞り込み)

  • 今だけ、こんな特典がありますと、今すぐに購入していただけるように促す。

■ Action(行動)

  • いざ、購入へ。

LPの2つのポイント

3つの法則を使いながらもさらに効果を高める
意識してほしいポイントは2つ紹介します。

2つのポイント

・プラスの欲求に働きかけてマイナスを無くす

・感情が動いてから理由を示す

プラスの欲求に働きかけてマイナスを無くす

人間の行動は2つしかないです

「気持ちよくさせる」
「痛みを避ける」

プラスの欲求は誰でも「叶えたい!」と感じますし、
マイナスは「避けたい」と思っています。

なので、こうなれる!とイメージしながら「失敗したくない」などの不安を取り除いていくことが大切です

感情が動いてから理由を示す

人は理論より感情で動きます!

例えば人の印象でも
「この人いい人そう!」と題一印象で思えば、
笑顔も素敵だし、綺麗な身なりだし、声も素敵、優しいなどプラスのイメージを作って初めに思った印象を理由つげていきます。

反対に「なんか嫌だな」と感じたら
髪もなんか変だし、靴も汚い、なんとなく話し方も嫌い・・
などマイナスの印象を探し始めてしまいます。

これは商品、サービスも同じで

プラスのイメージを持てていないのに
「こんなにたくさん栄養が入ってます!」「この成分がすごいです」などの理屈を言われると鬱陶しく感じます。


ですが、その理屈も「すごくいいイメージ」を持った後なら
その人に刺さる武器になっていくので

はじめに直感的にプラスのイメージを持ってもらう
       ↓
具体的な理由や説明を入れる
       ↓
その後不安を取り除く

この順番が大切です。

まとめ


いかがでしたでしょうか?

LPで成果を出すために必要なセールスライティングの方法が

AIDMA法則定番の法則
AIDCASの法則プラスの欲求 
PASONAの法則 マイナスの欲求

この3つです。

ですが、これだけでは「実際に運用するイメージ」は難しいと思います。

オススメは色々なジャンルのLPをみて作成してみて下さい。

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